過去バイクその3 HONDA XL250S XLR250
XL250S
過去バイクのインプレ第3弾です。
知り合いから、乗らないということで、86年頃に走行7000kmの程度の良い中古車を3万円で購入しました。
サイドカバーやメーターの形状からして80年型と思われます。
約30000km程、ツーリング、通勤用途に使用後、後輩に譲りました。
同時期に、XLR250R(85年型)も所有していました。
諸 元
エンジン形式 : OHC単気筒 4バルブ 248cc
最高出力 : 20PS / 7500rpm
最大トルク : 2.0kgf-m 6000rpm
燃料タンク容量: 9.5ℓ
乾燥重量 : 120kg
フロントタイヤサイズが23インチのところが、このバイクの特徴です。
前後ブレーキドラム式、フロント正立サス、リヤ2本サスもこの年代としは、ごく普通でした。
前後ブレーキの性能は、特に不満はなかった。
最高出力を抑えて、中低速重視のエンジンになっている。
トルクフルで単気筒の鼓動感があって、乗っていて楽しいバイクでした。
モトクロスのまね事をするようなことをしなければ、前後サスペンションは不満はなかった。
高速100km/h巡航は、エンジン唸り気味でちょっとキツかったかな。
巡航は、80km/h位がベストと感じた。
燃費は、20〜30km / ℓ 位、長距離ツーリングだと更に伸びたと記憶しています。
電装系はバッテリーが6Vで貧弱と感じていた。
メインのワイヤーハーネス交換、ジェネレーター交換などの整備をした。
バッテリーレスで良いのではと感じていた。86年以降のXLR系統のように。
気に入ったところ
- 中低速重視なトルクフルなエンジン、単気筒の鼓動感がある。
- 丈夫なエンジン(エンジンの故障はなかった)
不満なところ
- 6Vバッテリーで、電装系が貧弱
- 暗いヘッドライト
- フロントタイヤの23インチは選択肢が少ない。
91年にXLR250BAJAを購入後も暫くは、所有していた。
これは、28PSの高回転型のBAJAと違う、中低速重視のXLSの走りも楽しかったからです。
XLR250R
85年に新車で購入
このバイクを所有、または乗ったことのある人には「ゴメンナサイ」と言っておきます。
乗っていて面白くないバイクでした。
1年、7000kmしか乗らなかった。
諸 元
エンジン形式 : OHC単気筒 249cc 放射状4バルブ(RFVC)
最高出力 : 28PS / 8500rpm
最大トルク : 2.5kgf-m 7500rpm
燃料タンク容量: 9.0ℓ
乾燥重量 : 113kg
シート高 : 860mm
RFVCエンジン、前ディスクブレーキ、リヤドラムブレーキ、フロント正立サス、リヤプロリンクサス等の基本的なできは悪くなかったが、なんせ、乗ってて楽しくないバイクだった。
まず、何が良くないかというと
つかみ所のないエンジン特性、鼓動感はなし、電気モーターのようなエンジン
アイドリングの不安定、リコールのキャブのスロットルバルブが出ていたので交換したが、改善されたとは思えなかった。交差点の右折待ち、不整地等で、ここ一発スロットルオンでパワーが欲しいときにストールする心配があった。対策としてアイドリング回転数を高めに設定していたが、アイドリングエンジン音が大きくて恥ずかしい。
気に入ったところ(特にないのですが、あえて上げれば)
- 高速巡航は、100km/h OK
不満なところ
- 回るには回るが、電位モーターのようなフラットで鼓動感のないエンジン特性
- いつエンストするか分からない、アイドリングの不安定さ
- セルがないのだから、バッテリーはいらない(要バッテリーレス)
わずか、1年でフルモデルチェンジしているところを見ても失敗だったと思える。