現役ライダー続行中

趣味のバイクや日常の出来事を書いていきます。

過去バイク その4 HONDA CB360T

みなさん、こんにちわ。

誰が予想したでしょうか、新型コロナウイルスの影響を!

ついに非常事態宣言まで出ました。

大手を振ってツーリングにも行けないような気がします。

 

ということで、ネタは過去のバイクになります。

第4弾は、人生初の自動二輪車、唯一親に買ってもらったバイクです。

HONDA CB360T 1976年新車で購入 27万円くらいだったかな?

10年くらい所有、走行距離6万キロを超えました。

 

昭和50年(1975年)12月、当時高校1年生16歳の誕生日が来ると直ぐに教習所に行きました。

この年、非常に残念なことが、それは、10月から中型限定自動二輪制度が始まったことです。

同級生でも早生まれのやつは、同じ350ccの教習車に乗って、限定なし、遅生まれは400ccまで。この差は大きい。

更に、限定解除をするには、東京だと府中や鮫洲の運転免許試験場で、合格率5%といわれていた一発試験を受けるしかなかった。

 

当時の人気車 カワサキ750RS(Z2)、500ss、 400ss、ホンダCB750FⅡ、CB400F、スズキGT380、ヤマハRD400等で、オートバイ誌やモーターサイクリスト誌を片手に高校の教室でバイク話に花を咲かせたものです。

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左HONDA CB400F(408cc) 右HONDA CB360T

上の画像は、詳しい場所は忘れましたが、1977年頃の東名高速のサービスエリアだったと思います。

ヨンフォアのヨシムラ機械曲げ、いい音してました。

一緒に写っている四輪車が時代を感じさせます(笑)

 

HONDA CB360T 諸元

エンジン : 4サイクルOHC並列2気筒180度クランク 356cc

キャブレター:CVバタフライ型

最高出力 : 31PS/9000rpm

最大トルク: 2.6kg-m/8000rpm

乾燥重量 : 172kg

前タイヤ : 3.00-18-4PR

後タイヤ : 3.50-18-4PR

ミッション: 6速リターン

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77年頃、富士山の登山道だったか?

なぜに、一般的に人気薄のCB360Tを購入したか?

私のバイクに対する感性は、スリムなトレール車ヤマハDT400をかっこ良いと思ったり、ちょっと変わっていたかも。

要は一目惚れってやつです。

 

最高出力31PSと当時の同排気量車(ヨンフォア37PS、サンパチ 38PS)から見てもスペック的に劣ります。しかし、乗ってみて分かったことですがスタートから100m位の加速はサブロクの方が速いってことです。それ以上の速度域の加速は負けます。

中低速域に合わせた出力特性にしているので、一速落としての追い越し加速も良好でした。

ちなみに、最高速度は伏せた状態でメーター読み160km/h出てます。

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千葉県松戸市のどこか、懐かしいサンパチも写ってる。

ここで、インプレッションです。

 

 良好な点

  • バーチカルツイン180度クランクの鼓動感と排気音は乗っていて楽しかった。
  • 60~70km/hから6速でスロットルを開けたときや一速落として加速(追い越し加速)したときの加速感はライバル車に引けをとらず良かった。
  • 軽くスリムな車体、バンク角も深く、回せば峠道などもキビキビ走る。
  • 丈夫なエンジン(ホンダ車全体に言えるかも)6万キロ大きな故障なし。
  • 燃費も良好ツーリング20~25km/ℓ(当時としては良かった)
  • 夜間緑色に光るメーターの照明は個人的にお気に入りです。
 
 不満な点
  • エンジンはラバーマウントされているが、180度クランクということでバランサー無し、100km/h以上の速度域では、ハンドルやステップに細かい振動が出た。
  • 100km/h以上の高速域の加速感は、他の400cc4ストや2ストのライバル車に負けます。
  • オイルフィルターがない。ストレナー(金網)はあるが簡単に外せない。
  • ノーマルのリヤサスペンションでは、高速でヨーイングが発生した。コニー製に交換した。
  • 車載工具収容ボックスにロック機構はなく、車体外側にあるため盗んで下さいって言ってるようなもの。
  • 燃料タンクはロック機構なし、後にアメリカで欠陥扱いになり対策品がでた。
  • 不人気車のためか、アフターパーツ(社外マフラー等)が少なかった。

 

最後に騒音規制が今のように厳しくなかった当時、バーチカルツインサウンドは心地良くツーリングが楽しかった。

一時期、無性にサブロクに乗りたくなった時期があって、ネットで中古探しましたが、ありませんね。250Tの方は、玉数少ないけどあります。